兄弟は平等って無理だと思う。
少しづつ春を感じる日が増えて来て、キャンプ会の再開を今か今かと待ち望んでいるどーも僕です。そうです。シャチョーの太一朗です。
子供が体調を崩したり、姪っ子が生まれたりと、相変わらず賑やかな日常を過ごしておりますので、真冬のファミリーキャンプは少しお休みで、来月あたりから復活です。
さてさて今日は最近晴れて兄貴になった甥っ子の郁を見ていて思う事を少し。
兄貴って大変なんだぞ。
兄弟が出来ると初めの子は勝手に「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」に繰り上がります。
そして親は必ず「兄弟は平等に見よう、接しよう」って思うんですよ。
ネットや本でも「お子さんは平等に育てないと」なんて沢山書いてはありますが、気持ちはわかるんんですけど、実際にはそんなにスマートにいかないよって、3人育てて思います。
いや、うちは平等に育てている!
って思っている人も「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」「お姉ちゃんだからしっかりしなさい」って絶対に生活の中で言っているはず。
そもそもが、もうその時点で平等なんかじゃない。
だから声を大にして言っちゃいましょうよ。
兄弟は平等じゃないよ。どっちかが損を被る時もあるよ。でも社会ってそういうもんだからって。
我が家も3人の男の子がいます。
「兄貴なんだから」発言をするときもあります。我慢させているときもあるでしょう。だからこそ「兄貴なんだから」許される時もあって良いと思います。
「にーにだけ良いなぁ」って弟達が思って良いじゃないですか。だってお兄さんなんですから。
だから親が責任を持って、兄弟に話せば良いんです。あれはお兄ちゃんだから出来る。悪いけどこれはお兄ちゃん頼むよ。あえて差をつけて、その差の理由をしっかり説明して行動を起こさせれば良いんです。
この日も妹が出産で入院、坂西はご両親がインフルにかかってしまいバタバタ。だからうちで預かる事にしたんです。
郁は偉いなぁーって。郁すごいよーって。
お父さんとお母さんは今大変だし、これから妹も出来るけど頼むね!って。しっかり言葉で伝える。
兄弟の上の子の方を親側に立たせてあげるんです。そうすると進んで色々やってくれます。「しょうがないない。面倒見るか。俺お兄ちゃんだし」ってなるんです。
昼寝して欲しかったら、こう言うんです。
「郁凄いなぁ!お昼寝も1人で出来るんだ!お兄さんだなぁ。妹出来ると違うなぁ!」って。
そうするとコウ!
お兄さんだから急いで寝ようとする。
お兄さんはお昼寝もしっかりしなきゃ、妹に教えられないし、アンパンマンが気になるけど、妹に示しがつかないから必死で寝る。
そんな時はコウ!
まとめ
愛情に関して言えば、平等です。3人いたら「100:100:100」でしょう。
でも手を掛けられる時間や、その瞬間に誰かが我慢しなければいけないって言うのは、兄弟がいれば回避できない問題です。
観たいテレビを誰が観るって言う小さな戦いから、大きな問題まで親が平等じゃない理由をしっかり説明してあげれば良いんです。
今は上のこが優先される時。今は下の子が優先される時。それはこうだからなんだよって。
下の子が生まれた途端に自動的に長男や長女になる上の子。
生まれながらに長男や長女がいる下の子。
どちらの立場の方が良い悪いではなく、どちらも我慢させたりする時もあるけど、親は1人の人間として付き合ってあげるのが一番です。
それでは4人の男達に愛を込めて。
勝野太一朗
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